Home ペルー
旅行記
アラスカ
旅行記
グランド
サークル
コスタリカ
旅行記
LARRYの
お部屋
みきぞう
ワールド
Home > ペルー旅行記 > たび日記&写真集 > 9日目

9日目 12/29(日) クスコ → プーノ(10時間バス移動、フリアカ) 

7時半、ホテルを出る。大きいバスに乗り換えて、プーノへ出発。体調は2人ともいいが、ゲリだけは治らない。トイレ張り付きではないので、軟便といった感じ。
 途中、いくつかの教会、遺跡を周るが、教会はキリスト教のことは分からないし、遺跡はマチュピチュでお腹いっぱいだ。小さな村でトイレに入った。Larryは用を足したようだが、私は・・・出来なかった。接近戦になるので、どうにも抵抗があったのだ。


倒れそう 接近戦


そろそろ昼食という時間に、一人のおじさんがバスに乗ってきた。アイマラ語(現地語)で弾き語りをしてくれるらしい。ギターは4x4本、16本の弦がある不思議なものだ。1曲目は、演歌のようにセリフがついている曲。「歌は語るように、セリフは歌うように」だ。が、アイマラ語のそのセリフ、どう聞いても日本語で「明日隣りセニョリータ」にしか聞こえない。2人で笑いをこらえるのに必死だった。おじさんゴメン。それにしても、味のある(お下手)演奏だったが、なんだか印象的だったな。

ニョリー 列車とすれ違う


途中、標高最高点ララヤに立ち寄る。4200mを超える、私には恐ろしい所だ。やはり頭が痛いので、ゆっくり歩く。Larryは物売りのおばさん達に囲まれていた。買う気もないのに、むやみに冷やかすからだ。ざまーみろっ。
 ララヤを通過して約1時間後、フリアカという街に立ち寄った。バスの中から見た限り、治安の悪そうな街だ。ここには、東南アジアで見掛けるような(といっても私は行ったことないんだが)タクシーチョロと呼ばれる車がたくさん走っていた。自転車の前に荷台をつけ、そこにお客さんを乗せるのだ。東南アジアからの移民が多い所なんだろうか。



9時間後、ようやくプーノに着いた。が、迎えの人がいないので、タクシーでホテルへ。Larryはこの事を、旅行会社に抗議&日程確認していた。彼がいて良かった。ホテルの部屋は広くて、眺めもいいが、タオルはないし、お湯も熱くならない。なんてこった。何回フロントに走ったことか。これが「ラテン」なんだろうか。
 


夕食はホテルの人のオススメレストランへ。クリオーリャスープを食べる。これはアグアスカリエンテスと同じ物だが、こちらの方がゴージャスな味で香草が多い。私はこちらの方が好きだ。
 バンドの演奏が始まった。セニョリータおじさんよりも、ぜんぜん上手じゃないか!!5人編成で、太鼓、笛2人、ギター2人。音もイイし、どんなテンポでもキッチリ演奏。アルマジロの皮を使ったギター、チャランゴの人が特に上手だった。地元曲2曲の後、ビートルズの「ヘイジュード」。この曲、アグアスカリエンテスの男の子も演奏していた。定番なんだろうか。それにしても、ビートルズはすごいね。こんな小さな街でも、また30年以上経った今でも演奏されている。まさに「名曲は時代を超える」だ。


BACK
(8日目)
戻る
(たび日記&写真集)
NEXT
(10日目)

現在のフリアカ(プーノ近郊) Click for Juliaca, Peru Forecast