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Home > アラスカ旅行記 > たび日記 > Day6 |
今日は第二の本命、デナリ国立公園だ。きのう12時頃に寝たので、睡眠時間はわずか4時間。コーヒーでむりやり目を覚ましてバス停へ。てくてく歩いていると、ちょうど目の前にバスが止まったので、すぐに乗り込む。目標だった、左側の前から2番目の席に座ることができた。 天気は曇りで、小雨がパラついている。気温は「これが夏?」というくらい寒い。体感温度は5℃以下だ。太陽が出ていないと寒いね。 今日はオスのムース、グリズリーが見られるかなーと思っていたら、カリブー発見。草むらから角だけ見える。りっぱな角だ。
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その後、カリブーやドールシープを次々に発見。窓にはりついて観察。 これらの野生動物をすばやく見つけるのが、ドライバー兼レンジャーのバス運転手。タバスコソースを蚊対策に使うナチュラリストだ。彼の声はつぶやくように小さいので、寝そうになる。途中で立ち寄った休憩所で、自分の腕にとまって血を吸う蚊を観察していた。あれぐらいワイルドでないと、レンジャーは勤まらないんだろうな。 特筆すべきは彼の目で、まるで双眼鏡のよう。バスを運転しながら、はるか遠くに見え隠れする動物をすばやく見つける。名人芸と言っても過言ではないだろう。 |
バスの終点ワンダーレイク手前で、ついにグリズリーベア発見!お母さんと子供3頭が、道のすぐ横を歩いている。あまりにも近い所にいたので、ビックリした。子供たちはたぶん、「スプリングカブ」と呼ばれる、今年春に生まれたものだろう。とても小さい。兄弟でじゃれあったり、小枝で遊んだりしている。ぬいぐるみそのものだ。かわいい〜♪お母さんは、さすが王者の風格。堂々としている。
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ワンダーレイクで折り返してビジターセンターを目指す。途中、たくさんのシャトルバスとすれ違った。午後からはこんなにバスが増えるのね。朝一番のバスにして良かったかも。 1時間ほど走って、ついにオスのムースを発見!でもかなり遠い。茂みの中のスペースにボーっとしている。大きな角も見えた。感激だ。その後すぐ、別の若いオスのムースを発見。さっきのより角が小さい。やはりボーっとこちらを見ていたが、しばらくしてしゃがみこんでしまった。「Show is Over」ドライバーがつぶやいた。
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ビジターセンターに戻ってきてから、天気が良かったのでホースシュートレイルを歩く。ツンツンの木々の間をぬって湖へ。森の中は、樹液の香りがプンプンする。柔らかいコケむした土の上を歩くのも心地よい。やっぱり自然は、実際に歩いて間近で見ないとね。 湖でビーバーダムを見つけた。ちゃんと第1、第2と2つのダムが作ってある。よく見ると、かなり大きな枝も組み込まれていた。あれもビーバーが運んできたのかな。すごい力だね。肝心の巣は、トレイルの反対側にあった。
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