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Zumanity（ズーマニティー）

観たいと思ったきっかけは、絶賛と酷評がはっきり分かれるショーなので、ぜひ自分の目で見てみたいと思ったこと。

まずは始まる前に、劇場のトイレに行ってみよう。面白い仕掛けあり。

席は、ステージ向かって左側の最前列！案の定、客イジリされる。でもイチゴは美味しかったよ。
ここは、ステージ後方は見にくいものの、役者の表情、息づかい、筋肉の動きが間近でみられる。
ショー後半で、目の前でたわむれるカップルには、目のやり場に困ったけど（苦笑）。

演目はセックスがテーマとあって、どれも性的アレンジがされている。なかには｢そのまま｣なのもあって、ちょっと冷めた。
普通のアダルトショーと決定的に違うのは、おっぱいが大きくていかにもな女性が出てこないところ。
肌の色、スタイル、性別、ハンディキャップなどの固定観念なぞ、関係ないのよ〜って感じ。
みなさん、鍛え上げられた身体がとてもキレイ。特に足がスラーっとしててかっこ良い。

良かった演目
�@水槽を使った女性２人（レズビアン）の演技
セクシーでかわいくてアクロバティックで美しい。
水中でからまる姿がなんともエロティック。と思ったら、高度なアクロバットをしたり。
なんといっても、２人の身体がとてもキレイ。

�A吊り下げられた長い布を使った、小さい男性と大きな女性の演技
本気と遊び？触れたくても触れられないのが、もどかしくて切ない。
２人の演技も素晴らしい。特に小さい男性には、目を見張る。かなり鍛えているのだろう。

このショーの正直な感想は、明けっぴろげでエロティックで、感動というより面白かった。
暗くスケベェにならないような演出が、とても良い。というか、細心の注意をそこに払っているようだ。
そのためか、道化は限りなくくだらない。西洋版盆踊りも出てくる。私はくだらない事が大好きなのでウケた。

全体の印象は、今までのシルクドソレイユとはまったく違う。
幻想的というよりは、音楽も照明もメリハリはっきりで、テンポの良い感じだ。
Ｏやミスティアを何回も観るようなファンは、シルクドソレイユの先入観を捨てて観ると良いかも。
あと、各個人がもつ性の価値観によって、感想が違ってくると思う。人によっては、お下品に感じるかも。